「夢のマイホーム!」
夢を現実にするためには?
実際、自分の収入で手に入れることができるのか?
購入して終わり!ではない今後マイホームにかかるお金を簡単にまとめます。
マイホーム購入にかかる費用とは?
家の物件価格自体がマイホーム購入にかかる全額ではありません。
支払う全額=物件価格+諸経費となります。
諸経費の内訳はなんでしょうか?下記まとめます。
1. 修繕費
費用は規模や環境にもよりますが、
一戸建ての場合→10年で100~200万円程
マンションの場合→管理費は月2万円程
2. 保険
火災・地震保険料は支払方法・補償範囲で金額が異なります。
3. 税金(固定資産税・都市計画税)
土地建物にかかる税金で、基本的には一生支払うことになります。
基準価格は3年ごとに見直され変動し、周辺環境の価値があがれば税金が上がる可能性があります。
4. ローン金利
ローン金利は当然ながら住宅購入費に上乗せされるので諸経費に含まれます。
例えば3000万円を金利2%で借り35年かけて返済すると、金利だけで1000万円を超えます。
修繕は築20年を超えたあたりから必要になることが多いので、それまでに計画的に積み立てをしておくことが必要になります。
ローンを組む前にある程度現金が必要!
物件価格には、「頭金」「ローン借入額」の合計となりますが、その頭金は物件価格の2割以上が目安となります。
例えば3,000万円の物件価格なら600万円以上ははじめに必要ということです。
また、教育費やもしもに備えての生活費など数年必要になるお金は
残しておかなければなりません。
ローンを組む時の注意
ローンは「いくら毎月返せるのか」で考えましょう。
今の家賃から考えてみるのが良いですが、だいたいの返済額は収入の20~25%以内に抑えるのが目安です。
ローンの最長返済期間は基本的に35年で、この期間中ローン返済は毎月休みなく続きます。
ですので一般的には収入のある定年前までに完済するよう計画する人が多いです。
「ボーナス時にたくさん返すから大丈夫!」という考えは危険です。
ボーナスは景気に左右されやすいのでそこの返済を当てにしすぎることはやめましょう。
毎月の定期的な返済のほかに、「繰り上げ返済」という方法もあり、
働き盛りのうちに早めに返済してしまおうと、多めに繰り上げ返済することも可能です。
すると、返済した分の利息を節約することができます。
繰り上げ返済は早い時期に行うほど効果が大きいのですが、ローンの種類や金融機関ごとにルールが異なるため、事前の下調べが必要です。
まとめ
家の購入には、長期的な計画を事前に立てる必要があります。
頭金に関しては『はじめに支払った後、今後の当面の生活のためにいくら残すか』と考え、
返済するローンに関しては『生涯、毎月いくら返していけるのか』という考えで、マイホームの価格を検討しましょう。
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