ファイナンシャルプランナー

まだ銀行に預けるの?お金を育てる安全な方法|積み立て投資

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みなさんはお給料をもらって
なんとなく銀行にお金を置きっぱなしにしていませんか?
”置きっぱなし”という感覚はないかもしれません。
でも私からすると、「置きっぱなしにしてもったいない!!」としか思えません。
ぜひお金を育ててほしい!そうお節介なことを思ってしまいます。
が、しかし、
「お金を育てるなんて、なにやら怪しい・・・。」
と思ってしまうあなたの気持ちもわからなくはないです。
ただそれは、お金を育てる方法について勘違いをしているからなのです。
そんな、99%の人が勘違いをしているお金を育てる安全な方法、
つまり、「賢いお金の積み立て運用」について
何回かに分けてお話ししていきたいなと思います。
まずは、99%の人が勘違いをしているところを
お話ししますね!
 

銀行はコストの高い貯金箱

大事なことなので初めに声を大にして言っておきます。

今の時代に銀行に1万円、2万円と貯金をするのはやめたほうがいいです。

なぜなら利息がぜんぜんつかないからです。
どれくらいかと言いますと、
銀行によって違いますが大体0.001%の利息がつきます。

100万円預けたなら、1年で10円です。
その10円からさらに20%税金に当てられるので8円が手元に残ります。

ではでは、
100万円を10年間預けていたら、80円です。

置いとくだけで80円も増えるからいい!と思われている方、
その預けているお金をATMで引き出すとき
手数料がかかっていませんか?
手数料は何も考えないで時間外などに引き出すと
1回108円や216円取られてしまいますよね。
80円なんで一瞬でけし飛ぶ額です。

だから、私は銀行はコストの高い貯金箱だと考えます。

このように銀行は積み立てじゃないです。
コツコツお金を育てるには縁遠い場所です。
じゃあ本当の意味での積み立てとはなんなのでしょうか。
 

99%の人が勘違いしている投資について

本当の意味での積み立てって何でしょうか。
それはずばり、きちっと利息が何%かつくものが
積み立てです。「積み立て投資」と言います。

はい、こんなことを言うと
「投資?投資ってなんだか怖いやつじゃないの?私には無理!」
って結構大半の人が思ってしまっています。

ここをまず根本的にきちんと理解してほしいのです。
私は仕事柄たくさんの人とお金の話をしますが
まず、この投資という言葉の意味を間違って解釈してしまっている人が多いことに気がつきました。

みなさんが思っている投資は、
投資じゃなくて「ギャンブル」です。
だから「怖い」とか「怪しい」って思ってしまうんですよね。
それは本当の投資ではないです!

どういうことか説明しますね。

私はこのような質問をセミナーでします。
「アメリカの景気がよくなりそうだから、手元の100万円をつかって株を買いました。」

これは投資ですか?と聞くと
みなさん「投資です」と答えます。

しかし、このときに安全だろうと思われる
有名企業の株を買ったとしても、
テロや地震があったら半値になったりするのです。

これって投資じゃなくてギャンブルじゃないですか?
いつ暴落するかわからないドキドキがありますよね。
これは私から言わせればギャンブルです。

こんな風に世の中には
「投資=ギャンブル」と思ってしまっている風潮があります。

100万円握りしめて競馬しているのと同じなのに・・・。

じゃあこれは投資ではなくなんと呼ぶのでしょう?

 

「投機」と「投資」の違い

前述のギャンブルのようなものは
投資ではなく、正確には「投機」と言います。

投機とは一般的に、”一括払い”で”短期間”の利益をもとめることです。
例を言うなら株やビットコインなどです。

じゃあ肝心の投資は、それとは真逆です。
投資とは、”分割払い”で”長期”がキーポイントです。
「長い目で見てコツコツお金を育てる」ことです。

どこかの株価が上がったり下がったりすると
感情がドキドキするということはその時点でもう投資じゃないです。

このことをまず正確に理解することが
みなさまの資産を形成していく上で一番重要になってくるのです。
 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
世の中に浸透している投資は、実は「投機」という全くの別物。
投資は「コツコツと長い目でみて確実にお金を育てていく方法」
堅実な日本人のみなさまにはぜひ知っておいてほしい方法です。
詳しい投資については、また改めてまとめますね。
今回は「投資って実は怖くないよ!」というお話しでした。

 

 

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