お金の管理って難しいですよね。
お金は心を豊かにできるものでもあり、窮屈にできるものでもあります。
この記事を読んでいる皆さんは
後者に感じることが多いのでしょう。
ここでは、お金が貯まらない理由と
その解決方法を簡単にまとめたいと思います。
お金が貯まらない理由
「お金が貯まらない〜!むちゃくちゃ使ってるわけじゃないのになぜ?!」
そう思いますよね。
贅沢してるわけじゃないのにお金が貯まらないのって
心も財布の中も辛いですよね。
お金を増やす方法としては、
「収入を増やす」か「支出を減らす」ということです。
しかし収入を増やすことは、すぐに今からやろうと思っても難しいです。
ですので、お金が貯まらないと思われている人にまずやってほしいことは、
「支出の見直し」です。
簡単にいえば、「無駄遣いしてませんか?」ということです。
ドキッとした方はすぐさまそこを削ってください。
しかし、無駄遣いと分かっていたら今までにもう制限してきたはずです。
無意識の無駄遣いを見つけるために「支出の見直し」をしていきましょう。
支出は一般的に3種類に分けることができます。
【消費】
なくてはならない支出。
食費、家賃、光熱水費、日用品費など。
使ったお金=得られる価値 という式に当てはめることができて
使った分同等の価値が自分に返ってくるようなイメージです。
【浪費】
簡単にいうと無駄遣いです。
なくてもいいのに使うお金のイメージです。
人それぞれファッションにこだわったり
趣味にお金を使ったりしますよね。
通ってないのにジムの会員でい続けているのも浪費といえます。
式にすると、使ったお金>得られる価値 となります。
使ったお金の方が得られる価値よりも高いようなイメージです。
【投資】
将来的にプラスになるようなものの費用のことです。
出世のための資格取得などもそれに当てはまります。
式にすると、使ったお金<得られる価値 で、
お金を使った以上の価値が自分に返ってくるイメージです。
貯金できない人は浪費の割合が高いことが一般的です。
支出を上記の3つに分類して、
あなたの支出の内訳を理解することから始めましょう。
お手軽な方法は、箱を3つ用意して1ヶ月間
レシートをポイポイとそれぞれの箱に仕分けすることや、
家計簿に色ペンで印をつけていくなどで簡単にできます。
補足すると、
「光熱費」の中でエアコン代があるとして、
夏場にクーラーをガンガンつけながら
部屋の中で布団にくるまったりするのは
消費に見せかけた立派な浪費なので注意です!
無駄遣いをしない上で、生活に必要な費用が消費といえます。
ノリで参加する過度な外食も「食費」の消費ではなく、浪費となります。
そうしてポイポイと分類していくうちに
浪費に入れるのが後ろめたくなってくると思います。
だからといって、消費や投資に入れないでくださいね。
自分の支出をリアルに理解するための方法ですから。
ドキッとした方は、貯金ができるチャンスです。
投資の見極め方
消費や浪費はなんとなくわかりやすく分類ができるかもしれません。
しかし投資に入れる基準がわかりにくくはないですか?
投資は、貯金や株、
スキルアップのための資格取得などが挙げられます。
資格取得の場合注意したいのが、
将来の仕事に役立つ(スキルアップ)なら、投資となりますが、
特に予定がなく、なんとなくというなら自己満足の浪費になりうるので、
見直す必要があるかもしれません。
しかし、その資格取得の勉強をすることが
自分の活力になっていたり、プラスに働くようであれば投資といえるでしょう。
また他にも、人脈作りのための会社の飲み会に参加することや、
学びのための書籍を買うこと、
健康のためのジムに通うことなども自己形成のための投資といえるでしょう。
もちろん過度になれば、浪費となりうるので注意です。
分類したらお金が増える、ことはない
3つに分類できたら、さて!お金が増える!
ということはありません。
浪費が明らかになりそこを減らしていくよう
意識すれば多少余裕が出来て貯金に回せますよね。
こちらで満足ならそれでもいいのですが、
もしお金を増やしたいと思うならまだやることがあります。
それは、
投資の部分を掘り下げることです。
資格取得のところで、自己満足は浪費という話をしました。
もしも自己満足であった資格取得を活かして
他の人に教えたりするなら、
他の人に価値を提供したことになります。
そうなればそれは投資となります。
その価値にお金を支払う人も出てくるようになり
その仕組みがお金が増える方法です。
例えば不動産の場合、あなたが不動産を買って
自己満足で保有してるだけならそれは浪費となりますが、
それを誰かに貸したり売ったりすることで
その誰かに価値を提供したことになり、
いずれはじめにあなたが支払ったお金が返ってくるので
それは投資となります。
また、ライターの場合もノートに書いているだけでは
自己満足となりますが、それをブログにまとめたりすることで
あなたの知識は誰かの価値となりお金をうむ仕組みとなります。
英会話も学んで終わりではなく、誰かに教えることで誰かに価値を提供したことになります。
そういった意味で投資には、株などの他にも
広い意味で当てはまるものがあるのだと思います。
まとめ
お金が貯まらないという人は、まず支出の見直しを。
そして、
①支出を消費、浪費、投資の3つに分類
②投資を掘り下げる
ことをしてみましょう。
お金のことを意識して逃げないことが
お金を貯める第1歩です。
まずは簡単ですぐ取り組める、何にお金を使っているかを把握しましょう。
そうして、そのあとその先で
他人に価値を提供するためにあなたは何にお金をつかうか?
を考えてみましょう。
「お金を使って、お金を得る」それが投資で、
この循環がうまくまわれば
気付けばお金は貯まっているでしょう。
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