「憧れのマイホームを買おう!」「いやいや、住み替えのできるマンション賃貸!」と家を買う方がいいのか賃貸マンションを選ぶ方がいいのか・・・。
住居は今後の人生を考える際の大きな選択。悩まない人は少ないでしょう。
「結局どちらが得なの?」と、思われる方も多いと思いますので、家を購入するのと借りるのはどちらがいいのかをまとめてみました。
損得では選べない住居選び
金銭面で損か得で選ぶとすれば費用面。
かかる費用をあげてみると、
【一軒家購入の場合】
・住宅ローン返済額
・管理費 修繕積立金
・税金
・リフォーム代
(住宅ローン控除があり入ってくるお金もある)
【賃貸マンションの場合】
・家賃
・仲介手数料 礼金
・更新料
・引越し代
費用面でかかるのはこの内容ですが、住宅ローン控除も時期によって変動するほか、賃貸の場合であれば何回引っ越しするか、など個人差がもちろんありますので、費用の面ではどちらが安いかとはいえません。
お金のかかるタイミングが異なる
一軒家購入とマンションを借りるのとでは、費用が発生するタイミングが異なります。
初期費用についてでは、
一軒家の場合、最初の購入を決めた段階で必要になるのが【頭金】です。目安としては、全体価格の1割〜2割以上。また、手付金や登記費用などの購入諸費用などで、合わせて数百万円の現金が最初に必要になります。
賃貸の場合、家賃とは別に敷金・礼金・仲介手数料などで、家賃の数か月分程度なので、数十万円ほどです。比較的気軽に住み替えることができそうです。
数十年後の老後については、
一軒家購入の場合、ローンを完済後の住居費は少ないですが、
賃貸の場合は、一生家賃の支払いが続く。老後の生活費+住居費も準備しておかなければなりません。また、年齢を重ねるにつれ気軽に引っ越すことが難しくなってくるでしょう。
メリット・デメリット
一軒家の場合のメリットとデメリットは
<メリット>
1、 資産として残せること
2、 同じ家賃の賃貸にくらべて良い住居に住める
(設備やお風呂の大きさなど)
3、家を自由にカスタマイズできる
<デメリット>
1、初期費用が高い
2、住居費以外に修繕・管理費用が発生する
3、住居の価値が変動する恐れがある
賃貸マンションのメリットとデメリットは
<メリット>
1、ライフスタイルの変化へ柔軟に対応できる
2、設備メンテナンス費用がかからない
3、初期費用が比較的安い
<デメリット>
1、いかなる場合も家賃を支払い続けなくてはならない
2、 家のカスタマイズができない
3、資産として残らない
まとめ
一軒家購入もマンション賃貸もメリットとデメリットがあるので、どちらが損か得かは選ぶことができません。
ただ、どの時期に貯蓄をすることができるのかがポイントになってくるでしょう。
あなたの仕事や収入、子供の有無などで選択肢が変わってきます。どの時期に住居のための貯蓄をすることができるのか、あなたのライフプランに合ったマネープランが必要になってきます。
もしも、迷われる時はプロに相談していただくのがいいのかもしれません。
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