本業があり比較的生活も安定しているけど、将来のことを考えたら、今の仕事だけでは不安。
老後のためにできるだけ労力をかけないで収入を増やす方法はないかな・・・。と思われる方もいると思います。
「ストック型ビジネス」というのを聞いたことがあるでしょうか。一方は「フロー型ビジネス」といいますが、ストック型ビジネスは、本業をしながらできるものが多いので、簡単にお話ししたいと思います。
フロー型ビジネス・ストック型ビジネスとは
まず、フロー型ビジネスとは、商品を販売したりサービスを提供してその都度、仕事をうけ、単発的に収益を上げるビジネスモデルのことです。例えば、コンビニや飲食店、ネイルサロンなどです。
その時のお客さんの数が増えれば、その分収益も上がります。
しかし、天候などによってその時のお客さんが減ったりすることもあるでしょう。そんな時は、売上が上がらず、収益がまったく無いといったこともありえます。メリットは、比較的早く収益が出ること、デメリットは収益に安定性がないことです。
そして、ストック型ビジネスとは、仕組みやインフラを先に作ることにより継続的に収益を上げるビジネスモデルのことです。例えば、不動産の賃貸や、スポーツジム、塾などがあげられます。
お客さんと一度契約を交わすとその契約が続く限り、継続的に収益が上がり、新規のお客さんが増えれば更に収益アップするというものです。メリットは、安定的な収益が見込めること、デメリットは、一定の収益を上げるまでに時間がかかる可能性もあるので、その間の資金は用意が必要です。
ストック型ビジネスが注目されている理由
最近このストック型ビジネスがどんどん増えています。
月額を支払い会員になれば、映画が見放題になったり、ラーメン屋さんでも定食屋さんでも月額サービスを始めたり。なぜ、これほどまでにストック型ビジネスが注目されてきているのでしょうか。
例えば、フリマアプリだと、利用者同士がやりとりをしてくれ、運営側は手数料が入ってきます。もちろんメンテナンスなどは必要ですが、最初に仕組みさえ作ってしまえば、都度の売買にかかる営業活動や人件費はかからないのです。
一方、フロー型の飲食店なら、お客さんが入るたびに食事を作り、接客をして・・・と都度のお客さんに対応しなければならないので、店を開け、スタッフを雇い、仕入れを行い・・・ということを毎日しなければ収益が上がらないのです。
このように、ストック型ビジネスの方が収益を上げていく上で、効率がいいのです。収益が労働力や時間に比例しないという特徴を持っているのです。初めから大きな収益を生むことは稀ですが、複数展開していけば最終的に大きな収入源になります。
不動産投資もストック型ビジネス?
何度かお話ししている不動産投資もこのストック型ビジネスに含まれます。
住居を商品として入居者に貸し出すことで収益があがります。初期費用はかかりますが、入居者に貸し出すことで毎月一定の収益が見込まれる、ストック型ビジネスです。
まとめ
本業がありながら行うことのできるストック型ビジネスには、他に太陽光投資や、株式投資などもあります。同じストック型ビジネスでも塾を開設して、運営して・・・となれば、本業と並行しておこなうことは難しいですが、投資は専門家に相談することで、本業と並行しながら行うことができるでしょう。今は自動運営してくれるようなものもあるので、普通の会社員でも資産を増やしていくことができます。
「投資ってギャンブルでしょ」といった時代ではなく、今は自分の大切なお金をどう増やして、守っていくかを考えないといけない時代です。しかし、初めてのことでたくさんわからないこともあると思いますのでお気軽に相談してくださいね。
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